田中れいなに対する思い入れは少ない。
加入当初から歌がうまいのは明白で、好きになるのはその1点だけで十分だった。
しかし、思い入れは少ない。感情をむき出しにするタイプではなかったから。
もちろん、こちらから見に行けばもちろん内に秘めたものに気付いただろう。
こちらの熱量も小さかった。
しかし、時代は変わった。6期の時代となり、そしてまーちゃんが現れた。
さゆを通して、まーちゃんを通して、れいなの内に秘めた想いを
知ることができた。雑誌のインタビューを読む量が増えたこともあるかもしれない。
そこには、歌への想いがあった。
歌が好き。
もっとうまくなりたい。
もっと歌いたい。
それはモーニング娘。の原点。
娘。のコンサートでも、LoVendoЯのライブでも、実に楽しそうに歌う。
田中れいなの歌声が会場をキラキラにする。
卒業後がこんなに楽しみなのは過去にない。
もともとロックが好き、バンドが好きなんです。
そして娘。たちの歌が好きなんです。
卒業おめでとう。
あなたの歌が大好きです。
もっともっと聴かせてね。