2015年12月9日水曜日

第14回ハロプロ楽曲大賞'15

さて、今年はつんくがPを降りたこともあり、つんく楽曲以外でどう勝負するか、が模索された年でした。
その中で、早々に「大器晩成」が成功したことは、これからまだまだハロプロ楽しめる!という安心感につながりました。 実際に、今年リリースされた非つんく曲の質は高く、ちゃんとハロプロらしさを残しつつも新しい世界を広げてくれています。
ただし、年末となり1年も経過すると、やはりつんく曲が恋しくなりますね。 壮大だけど身近に感じる歌詞、中毒性のある曲、先進的な取り組み、メンバーへの愛情。楽曲大賞としては来年度曲になりますが、12月に発売される娘。の新曲を聴いてると、やっぱこれこれ、となってちょっとさみしいです。
第14回ハロプロ楽曲大賞'15

【楽曲部門】
1位 大器晩成 / アンジュルム  3.0pt
今年はなんといってもこれ。卓偉のキャッチ―なメロディーと、俊介お得意のブラックミュージックアレンジ。橋本さんも力が入っていて生音も多く、音に文句なし。
また、当時のアンジュルムにぴったりの歌詞で、アンジュルムこそが歌う意義があると感じられたし、事務所の力の入れよう、曲、歌詞、アレンジ、すべてが同じベクトルをもったことが、この曲のパワーにつながったと感じられる。
大好きです。ライブでの盛り上がりも抜群。 アンジュルムが卓偉のあおりを覚えてやってくれたら、さらに最高なんだけどな。



2位 生まれたてのBaby Love / Juice=Juice  2.5pt
ブリブリのファンクとJuice=Juiceの歌声の相性は最高だ。
この曲のフェイクは紗友希考案ということだが、メンバーそれぞれの声質にマッチしていて、とても心地よい。
ライブでは、ジャンプしたりするようなわかりやすい盛り上げ曲ではないにもかかわらず、楽曲の楽しさ、歌の楽しさにより、内側からすごくあがる曲。



3位 愛・愛・傘 / Juice=Juice  2.0pt
この曲はなんといっても、大サビ直前のあーりーのフェイク(ファッファーのとこ)につきる。
この声がとっても素直で、きれい。このフェイクだけでぐっとテンションがあがる。Juice=Juiceの歌唱力とあいまって、すごくきれいな、うっとりする曲。卓偉本当にいい曲をありがとう。




4位 夕暮れは雨上がり / モーニング娘。'15  1.5pt
つんく歌謡曲大好きです。
大久保さんの本職でもあるピアノの音が印象的で、メンバーもよく口にしていましたが、2番のAメロは秀逸。
さゆが抜けて、でもまた新しいモーニング娘。を作っていく旅立ちの曲として、寂しさと強い決意とが混ざった歌声が、シンプルなピアノに乗って心に響く。



5位 テーブル席空いててもカウンター席 / ハロプロ研修生  1.0pt
この曲は歌詞が単純に圧倒的にかわいい。つんくおそるべし。

研修生曲はどれもこれも良曲だったのですがアレンジがあと一歩の曲が多かった。
そんな中、この曲は平田祥一郎のシンセベースのアレンジが曲のかわいさとマッチしていて、音でもマイナス面なし。



【PV部門】
棄権。
正直飛び抜けて良いものもなく、どれも似たりよったりで選べず。


【推しメン部門】
鞘師里保
まさかこんなに早く卒業してしまうなんて。
ただ、意外ではなかった。年齢や在籍期間じゃない。
到達してしまったら、卒業するんだ。だから、次の卒業者は、まだ未完成なふくちゃんやはるなんではないと思っていた。
きっと、まだ娘。にいても成長できるし、まだ見えていない課題や目標もたくさんある。それでも次へ向かってしまうストイックさと不器用さが大好きです。
こちらはまだまだ見ていたいけど、本人はもう満足というスッキリした表情なので、なにも寂しくない。
鞘師も、娘。も、また次が楽しみです。それが娘。のいいところ。
いままで、本当に楽しませてくれてありがとう。

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